新年、明けましておめでとうございます。

2024年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2022年11月に、日本小品盆栽”協同”組合を新たに設立し、法人格を取得いたしました。そして、2023年は、旧組合から新組合（協同組合）への事業および組合員の移行が行われた年でした。

新組合の立ち上げまでの3年間には、さまざまな変化がありました。新型コロナウイルス感染症の拡大、戦争による物価上昇、記録的な円安、インボイス制度の開始など、大きな波に組合も直面しました。

特にインボイス制度に関しては、盆栽業者としては非常に難しい課題でしたが、税理士との協力を得て、的確な対応を行うことができたと考えています。

これらの難題を乗り越えることができたのも、協同組合を立ち上げたおかげであり、それが実現できたのも組合員の皆様のご理解とご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。

組合は、来年には50周年を迎えます。50周年では、組合員、愛好家どちらにとっても、盛り上がるイベントを考えております。また、2025年には大阪・関西万博、2027年には横浜国際園芸博覧会が開催されます。これらの国際的なイベントにも積極的に参加し、盆栽界を盛り上げていくことを考えています。

我々は盆栽業者である組合員間の相互扶助を目的とした団体でございますが、この組合を通じ、業者、盆栽界を元気にそして、盛り上げていくことで、愛好家の皆様に還元できることも多いと考えます。

2024年も引き続き、頑張ってまいりますので、組合員の皆様には何卒、ご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。愛好家の皆様にも、どうか応援いただければ幸いです。

本年が組合員の皆様、愛好家の皆様にとりまして幸多き年でありますよう、心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

2024年1月1日

日本小品盆栽協同組合

理事長 佐々木雅裕